「転職エージェントって、本当に無料なの?」
正直に言うと、僕は最初かなり怪しいと思っていました。
僕はこれまで5社で働いてきましたが、1〜4社目までは主にハローワークを使って転職してきました。転職したくなったらハローワークへ行く。求人票を見て、自分で応募する。僕にとって転職活動といえば、それが普通だったんです。
だからネットで転職エージェントの広告を見ても、「無料で求人を紹介して、転職まで手伝ってくれるなんて、そんなうまい話があるのか?」と疑っていました。個人情報のことも気になりましたし、あとから費用を請求されたりしないのかという不安もありました。
それでも5社目の転職では、初めて転職エージェントや転職サービスを複数利用しました。理由は単純です。夜勤をしながら、一人で求人を探し続けるのが大変だったからです。
実際に使ってみると、「これは便利だな」と思ったこともあれば、「これはちょっと面倒だな……」と思ったこともありました。そして複数のサービスを利用した結果、僕の場合はMillCrew(ミルクル)を通じて現在の会社への転職につながりました。
この記事では、ハローワークと何が違ったのか、工場勤務でも使いやすかったのか、実際に使って良かったこと・面倒だったこと、3つの転職サービスを使って感じた違い、最終的に現在の会社へ転職するまでを、実体験をもとに書いていきます。
「転職エージェントって何となく怪しい」「夜勤をしながらでも転職活動できるの?」と思っている人の参考になればと思います。
- ハローワークしか使ったことがなかった僕が転職エージェントを使った理由
- MillCrew・リクナビNEXT・リクルートエージェントを使って感じた違い
- 実際に使って良かったこと、面倒だったこと
- 工場勤務・夜勤をしている人に転職エージェントは向いているか
- 転職後も残っている「夜勤脱出」の課題
転職エージェントが完全無料で利用できる理由
まず初めに、これから紹介する3つの転職サービスは、求職者側は無料で利用できます。
なぜすべて無料で使えるの?
これらのサービスは、採用活動をしている企業側から「紹介手数料」や「求人広告掲載料」をもらうビジネスモデルだからです。
- 転職サイト(リクナビNEXTなど)
企業が求人を載せるために、掲載料をサイト側に支払っています。 - MillCrew(ミルクル)
採用に成功した企業側から「成功報酬」を受け取る仕組み(ビジネスモデル)をとっています。 - 転職エージェント(リクルートエージェントなど)
あなたの採用が決まった時点で、企業から「成功報酬」がエージェント側に支払われます。
そのため、僕が利用した際も求職者側の利用料金はかかりませんでした。最初は「あとから料金を請求されないのか?」と不安でしたが、実際に使ってみて、その心配はありませんでした。
先に結論|3つ使ってみて感じた違い
僕が実際に利用したのは、MillCrew(ミルクル)、リクナビNEXT、リクルートエージェントです。ハローワークも含め、それぞれ使ってみて役割が違うと感じました。
MillCrewは、工場・製造業の経験をプロフィールに反映しやすく、スカウトを待ちながら使えるところが僕には合っていました。リクナビNEXTは求人と情報量がかなり多く、自分で細かく条件を指定して探すのに便利でした。一方で、求人やスカウトが多いため、選別に時間がかかることもありました。リクルートエージェントは、他のサービスでは紹介されなかった求人も実際にあり、求人の選択肢を広げるという意味で使った価値がありました。
僕の場合、最終的に現在の会社への転職につながったのはMillCrewでした。ただし、どれかひとつが全員にとって一番良いという話ではありません。
| サービス | 僕が感じた特徴 |
|---|---|
| MillCrew | 工場特化エージェント・工場経験を活かしやすい。最終的に現職への転職につながった |
| リクナビNEXT | 求人・情報量が多い。細かく検索できるが選別が大変 |
| リクルートエージェント | 他社にない求人もあった。サポートは可もなく不可もなく |
転職エージェントを怪しんでいた僕が使った理由
僕は1〜4社目まで、ハローワークを中心に転職しています。地元の求人を探しやすく、実際に何度も転職できたので、ハローワークがダメだとは思っていません。
ただ、働きながら転職活動をすると不便なところもありました。
平日の休みにハローワークへ行く。求人を探す。応募する。面接の日程を調整する。夜勤や交代勤務をしながらこれを繰り返すのは大変です。
以前の職場では、夜勤に加えて月60〜80時間ほど残業する時期もありました。休みの日くらいゆっくりしたい。でも転職したければ求人を探さなければ何も変わらない。
そこで5社目の転職では、今まで使ったことのなかった転職サービスも試してみました。
僕がこれまでどんな会社で働き、なぜ転職してきたのかについてはこちらにまとめています。
👇工場勤務で5社を経験した僕の転職歴|40代になって分かった仕事選びの基準

ハローワークと転職サービス、両方使って感じた違い
僕自身はどちらも使っています。ハローワークは地元求人を探しやすく、自分のペースで仕事を探せました。一方、在職中に使う場合は、平日の休みに足を運んだり、自分で求人を探し続けたりする必要があります。
転職サービスを使うようになってからは、スマホで求人を確認したり、スカウトを受け取ったり、担当者から求人を紹介してもらったりと、仕事を探す方法が増えました。
特に僕にとって大きかったのは、「平日の休みに毎回ハローワークへ行かなくても求人を確認できること」「自分だけで求人を探し続けなくてもよくなったこと」でした。夜勤をしながら転職活動をしていた僕には、この違いは大きかったです。
| ハローワーク | 転職サービス | |
|---|---|---|
| 求人の探し方 | 基本的に自分で探す | 検索+スカウト+紹介 |
| 利用の仕方 | 基本的に平日窓口に行く必要あり | スマホで空き時間に確認できる |
| 強み | 地元求人を探しやすい | 在職中でも進めやすい |
実際に使って良かったこと
一番助かったのは、求人を自分だけで探し続けなくてもよくなったことです。自分で検索する以外にも、スカウトや担当者からの求人紹介など、仕事を探す方法が増えました。
また、スマホで求人を確認できるため、空いた時間に少しずつ転職活動を進められました。
エージェント型のサービスでは、面接の日程調整や履歴書・職務経歴書について相談できたことも助かりました。僕自身、「職務経歴書ってどう書けばいいんだ?」という状態だったので、工場でやってきた仕事をどう伝えるか相談できたのは良かったです。
逆に、使って面倒だったこと
便利なことばかりではありませんでした。
希望する業界や条件を伝えていても、自分では考えていなかった求人を紹介されることがあります。「なんでこの求人なんだろう?」と思うこともありました。
紹介されたからといって全部応募する必要はありません。最終的に働くのは自分なので、「何のために転職するのか」という軸は持っておいた方がいいと感じました。
また、複数応募して書類が通ると面接が一気に増えることがあります。
僕の場合、夜勤明けの休みに面接が続いて、かなり大変になったことがありました。
仕事で疲れているのに、休みまで面接で埋まる。便利だからといって応募しすぎず、自分で応募数を調整することも必要だと感じました。
担当者との相性もあります。良い担当者が多かったですが、「少し合わないな」と感じる人もいました。
実際に3つの転職サービスを使って感じた違い
MillCrew|工場経験がほとんどだった僕には使いやすかった
僕の職歴は工場勤務がほとんどです。そのため、製造業に特化したMillCrewは、自分の経験をプロフィールに反映しやすいと感じました。
僕が登録したときは、登録自体は1分くらいで終わりました。プロフィールもチェック形式が多く、それほどストレスを感じませんでした。
特に印象に残ったのが、機械メーカーや設備名まで選択できることです。「この設備を使ったことがある」「この機械を扱った経験がある」という工場での経験をそのままプロフィールに反映しやすかったです。
最初に不安だったのが、「スカウトが来たら応募しないといけないのか?」ということでした。実際には、届いたスカウトを眺めて終わっても問題ありませんでした。今すぐ転職すると決めていなくても、自分のペースで使いやすいと感じました。
最初にプロフィールを入力したときは、なかなかスカウトが来ませんでした。そこで自己PRをしっかりめに書き直しました。すると、僕の場合はスカウトが届くペースが上がりました。「自己PRってちゃんと見られているんだな」と感じた出来事です。
書くのには少し時間がかかりましたが、自分の工場経験を整理する意味でも、やる価値はあると感じました。
そして複数サービスを使った結果、最終的に現在の会社への転職につながったのがMillCrewでした。現在は大手食品・飲料メーカーで働いています。3交代勤務なので夜勤は残っていますが、以前は月60〜80時間ほど残業していた時期があったのに対して、現在は月10時間未満です。有給も取りやすくなり、福利厚生など労働環境はかなり改善しました。
ただし、「MillCrewを使えば良い会社に転職できる」という意味ではありません。僕の職歴、求人が出たタイミング、会社との相性など、いろいろな条件が重なった結果だと思っています。
それでも、工場勤務がほとんどだった僕には使いやすかったサービスです。
- 製造業・工場経験に特化したスカウト型サービス
- 登録は1分ほど、チェック形式で入力しやすい
- 機械メーカーや設備名まで細かく登録できる
- スカウトを眺めるだけの使い方でも問題ない
- 自己PRの書き直しでスカウトのペースが上がった(僕の場合)
👇工場・製造業の経験を活かせる求人を見てみる
リクナビNEXT|求人は多い。でも多すぎて選ぶのが大変だった

リクナビNEXTは、自分で求人を探すためにも利用しました。希望条件を登録しておくと、条件に合った新着求人のお知らせを確認できます。経歴を登録してスカウトを受け取ることもでき、グッドポイント診断などもありました。
僕が一番感じたのは、求人と情報量がかなり多いということです。検索条件も細かく指定できました。
ただ、条件をそれなりに絞っても求人がかなり出てきて、選別するのに時間がかかることもありました。
スカウトも多く届きました。中には、「これは定型文なのかな?」と感じるものもありました。一方で、自分の経歴をちゃんと確認してくれていると感じるスカウトもありました。ただ、スカウト自体が多いため、良さそうなメールが他のメールに埋もれてしまうこともありました。
情報量の多さはメリットですが、多いからこそ自分で選ぶ手間もある。これが僕の感想です。
- 求人・情報量がかなり多い
- 希望条件を細かく指定して検索できる
- スカウトも多いが、定型文のように感じるものもある
- 選別に時間がかかる、良い求人が埋もれることもある
リクルートエージェント|他では紹介されなかった求人もあった

リクルートエージェントに登録したのは、いくつかのサービスを使い始めたあとでした。「求人を多く持っているなら、他では紹介されなかった案件もあるんじゃないか?」と思ったのが登録した理由です。
実際に使ってみると、他のサービスでは紹介されなかった求人の案内があり、その中には実際に応募した求人もありました。
僕自身、幅広く求人を見たいと希望していたこともあり、「こんな仕事もあるのか」と思うような求人も複数紹介されました。求人の選択肢を広げるという意味では、登録した価値はあったと思います。
一方、担当者による各種サポートについては、僕の感想としては、「可もなく不可もなく」でした。悪かったわけではありません。ただ、「サポートがものすごく良かったから一番おすすめ」という感想でもありません。
僕にとって大きかったのは、他では見なかった求人まで選択肢を広げられたことです。
- 他社では紹介されなかった求人があった
- 幅広い求人を希望していたので選択肢が広がった
- サポートは可もなく不可もなく
3つの転職サービスを比較|実際に使った僕の使い分け
👇簡単な表にまとめてみました。
| 項目 | MillCrew(ミルクル) | リクルートエージェント | リクナビNEXT |
|---|---|---|---|
| サービスの種類 | 製造業特化型・スカウトサービス | 総合型・転職エージェント | 総合型・転職サイト |
| 主な対象者 | 製造業の技術者・技能者 | 全職種(幅広く探したい人) | 全職種(自分のペースで探したい人) |
| 進め方の特徴 | ・プロフィールを登録し て待つ ・自分で検索し、直接エントリーも可能 | ・担当者が求人を提案 ・自分で検索し、直接エ ントリーも可能 | ・自分で検索して応募 ・スカウト(オファー)が届くことも |
| マッチング | 使用機材などの細かいスキルでマッチ | 面談を元に人の手で紹介 | 条件の自動マッチング |
賢い使い分けのマップ
- 製造業(工場・エンジニア・技能職など)の経験がある、または目指したい場合
MillCrew(ミルクル)に登録してスカウトを待ちつつ、リクルートエージェントで非公開求人をカバーするのが製造業の求人を探しながら、選択肢も広げやすい組み合わせだと感じました。
※僕自身は最初からひとつに決めず、複数の転職サービスを使いながら、さまざまな求人を比較するのが自分には合っていました。
工場勤務で夜勤をしている人に転職エージェントは向いている?
僕自身の経験から、特に便利だと思ったのは、次のような人です。
- 夜勤・交代勤務で求人を探す時間が少ない
- 在職中のまま転職活動をしたい
- ハローワーク以外の求人も見てみたい
- 一人で求人を探し続けるのが大変
- 工場での経験をどう職務経歴書に書けばいいか分からない
逆に、「地元の求人を自分のペースでじっくり探したい」なら、ハローワークが合う場合もあると思います。僕自身、1〜4社目まではそれで転職してきました。
「ハローワークか転職エージェントか」の二択にする必要はありません。使えるものを使いながら、自分に合う会社を探せばいい。5社経験してきた今は、そう考えています。
転職で環境は改善した。でも僕の「夜勤脱出」は終わっていない
5社目への転職で、労働環境はかなり改善しました。
| 前職 | 現職 | |
|---|---|---|
| 勤務形態 | 2交代・12時間勤務 | 3交代勤務 |
| 残業時間 | 月60〜80時間 | 月10時間未満 |
| 有給 | 取りづらい | 以前より取りやすい |
| 給与 | 基準 | 残業が減っても大きく変わらず |
有給も以前より取りやすくなりました。基本給・夜勤手当・家族手当などの条件も良く、残業が大幅に減った現在でも給与は以前と大きく変わっていません。
転職によって働く環境を改善することはできました。ただ、ひとつ残っています。
夜勤です。
現在も3交代勤務なので、夜勤そのものから抜け出したわけではありません。40代になった今、「この働き方を50代、60代まで続けるのか?」という不安があります。
だから僕が今考えている「夜勤脱出」は、転職だけではありません。投資・資産形成を続ける。副業に挑戦する。このブログを育てる。会社以外の収入源を少しずつ作る。転職も、その中のひとつの選択肢です。
転職によって労働環境を改善しながら、その先では会社だけに依存しない状態を作っていく。それが今の僕の「夜勤脱出計画」です。
まとめ|ハローワークしか知らなかった僕には、仕事探しの選択肢が広がった
僕は1〜4社目まで、ハローワークを中心に転職してきました。転職エージェントについては、「本当に無料なの?」「怪しくない?」と思っていた側です。
実際に使ってみると、良いことばかりではありませんでした。希望と違う求人を紹介される。求人やスカウトが多すぎて選ぶのが大変。応募しすぎると面接が集中する。担当者との相性もある。
それでも僕にとっては、ハローワーク以外にも仕事を探す方法があると知れたことは大きかったです。そして実際に、MillCrewを通じて現在の会社への転職にもつながりました。
僕と同じように、「夜勤をしながら一人で求人を探すのがしんどい」「工場勤務しか経験がないけど、他にどんな会社があるのか知りたい」と思っているなら、まず求人やスカウトを見てみるところから始めてもいいと思います。
製造業・メーカーに特化した転職サービス
MillCrewは、一般的な総合転職サービスとは違い、製造業・メーカー系の求人に特化しています。
機械加工、機械保全、生産技術、設計など、製造現場での経験を活かしやすい求人を探せるのが特徴です。
僕自身も工場勤務の経験がほとんどだったので、機械メーカーや設備名までプロフィールに反映できる点は使いやすいと感じました。
「工場経験を活かして、今より条件のいい職場があるのか見てみたい」
という人なら、まずスカウトや求人を眺めてみる使い方でもいいと思います。
※僕の場合は、MillCrew経由で現在の会社への転職につながりました。
※この記事は、本人が実際に各サービスを利用した当時の体験をもとにしています。求人やサービス内容、担当者との相性などは、利用時期や人によって異なります。
👇合わせて読みたいおススメ記事

